福岡大学では、令和4年12月4日（日）に本学サッカー場で「ふれあいスポーツフェスタ2022 in福岡大学」を開催します。
今年のスポーツフェスタでは、「第15回九州・四国スカンビオカップ」「ブラインドサッカー体験会」を行います。
スカンビオカップとは、精神障がいのある方のフットサル大会のことで、スカンビオはイタリア語で「交流」を意味しており、本学では2008年から開催しています。当日は、福岡以外に、佐賀・大分・熊本・愛媛からも含め、10病院・施設から、総勢約120名の選手が参加します。開催にあたっては、本学サッカー部員30名が、会場設営、審判員、運営、チームサポートに携わります。また、九州ソーシャルフットボール協会や複数の企業からも多大なご支援をいただいて、地域の様々な組織が連携した事業となっています。
また、例年、障がいの有無や種類に関わらずお互いの理解を深めることを目的に、他の障がい者サッカー団体と連携した「障がい者サッカーの体験・交流会」を合同開催しています。パラスポーツ選手がサッカーをプレーすることによって、症状の安定や治療に前向きになる効果があるとともに、社会生活の回復にも役立っています。
今年は3年ぶりに、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上で「ブラインドサッカー体験会」を開催します。体験会には、ブラインド（視覚障がい）サッカー及びデフ（聴覚障がい）サッカーの選手、地域の少年サッカーチーム25名、本学ソフトボール部員、福岡こども短期大学生が参加予定です。
なお、「ふれあいスポーツフェスタin福岡大学」は、障がい者スポーツの支援と普及を目的としており、総合大学の強みを生かして「スポーツ」と「医学」の両面からサポートされた活動として、文部科学大臣より令和3年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る功労者表彰を受賞しました。
今後も、障がいがある方々がスポーツを行う機会の創出に努め、障がいの有無に関わらず参加者の誰もが「観る」「支える」「体験する」「挑戦する」ことができる事業を実施していきます。
【日時】 2022年12月4日（日）9:00～15:00
【会場】 福岡大学サッカー場
【主催】 学校法人 福岡大学、九州ソーシャルフットボール協会
【主管】 福岡大学医学部精神医学教室、九州・四国スカンビオカップ実行委員会
【共催】 NPO法人 日本ソーシャルフットボール協会
【協賛企業】 ミズノ株式会社、キリンビバレッジ株式会社、株式会社ミカサ
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